不登校の児童を抱える家庭では、家庭問題も深い関わりがあります。
家庭問題とは親同士の問題や親子関係の問題です。
親は親、子供は子供、1人1人違う人間が一緒に暮らすわけですから、当然さまざまな問題もあることと思います。
これは仕方ないことと言えます。
家庭問題での不登校のケースですが、両親の不仲が原因となっているケースが少なくありません。
親同士は子供そっちのけで喧嘩を繰り広げている場合が多いですが、子供は非常に敏感な生き物であり、両親の不仲で心を痛めている姿が見受けられます。
家でストレスを発散することができず学校で変な行動を起こしたり、例えば両親の仲がいい家庭の子供にジェラシーを抱き、なんらかの攻撃をしていじめに発展する場合もあります。
このようなことから、子供の行動と親との関係は切っても切り離せないものでもあります。
子供に異変を感じたり「どうしてうちの子だけ、こうなのかしら」と悩んでいる親御さんは、まずは自分たちを見つめ直してみてはどうでしょうか?
子供は大人以上に敏感であり、親の目を常々うかがっているものです。
こうしたことも忘れてはいけません。
不登校の問題は「親子で向き合う」ということが大事です。
子供1人の力では、解決することはできません。