国際結婚をする娘への気持ち

一人娘が、この度結婚する事になりました。

30歳を過ぎ、子供を産む事などを考えるとそろそろ結婚して欲しいとやきもきしていた矢先の事だったのでおめでたい事なのですが、お相手の方がブラジルの方だと聞かされて、大変驚いている所です。

私は古い人間なので、日本から出た事はありませんし、英語もほとんど分かりません。

外国の方とまともにお話をした事もほとんどありません。

ですから、取りあえずお相手の方にあって欲しいと言われ家に招いた時には、変に緊張してしまったものです。

実際にお会いしてみると、お相手の方は日本語もお上手で、礼儀正しく一生懸命私たちに接しようとしているのが伝わってきました。

額に汗をかきながら、大きな体を縮込めるようにして、それでも自分の事、娘への思い、仕事や収入や今の暮らしの事、ブラジルの家族の事、将来の展望などを一生懸命話してくれました。

親ばかかもしれませんが、さすが娘が選んだ人物だと感じてしまったほどです。

国際結婚 登録

国際結婚と聞いた時には、正直、考え直してほしいと思ってしまった私でしたが、実際にお会いすることでその思いも変わってきていました。

もちろん不安な事は沢山ありましたが、彼の誠実な姿勢と娘の幸せそうな表情を見ていると、反対する気持ちにはなりませんでした。

文化や習慣の違いなどで、この先大変な事も多いと思います。

孫の顔が日本人の顔でないかもしれないと言うのも、未だに想像がつかない話です。

それでも、娘の選んだ人生を、出来る限り応援していきたいと思います。